2019年度 学科代表あいさつ

環境マネジメント学科代表 宮内博幸

 人にとって仕事は単に生活の糧のみにあるのではなく、その人にとって幸福な生活を送るための生きがいでもあります。この仕事に必要な能力は、その人自身の能力だけではなく、取り巻く回りの環境にも大きく影響されます。環境の状態が悪ければ、持っている力を十分に発揮できないほか、怪我や病気にもつながります。良い環境であれば、心にゆとりが生まれ、相手を思いやる気持ちをも生まれるでしょう。そのためには働く職場に潜んでいる悪い環境となっている有害な原因を見つけ、改善することが大事です。この有害なものとして、たとえば化学物質、無理な作業の仕方、作業時間や生活スタイルなどがあり、産業保健という学問を通して正しい改善方法や、ものの考え方や技術が学べます。

環境マネジメント学科では、この産業保健を通して働く人々の健康の保持増進と安全確保のために貢献できる人材を育成しています。具体的には、作業環境管理、作業管理、健康管理の3つの労働衛生管理の柱や労働安全を体系的に学ぶとともに、労働安全衛生マネジメントシステムを専門的に学びます。そして第二種作業環境測定士、第一種衛生管理者の国家資格を卒業時に取得できる知識と学力を持つ労働安全衛生の専門職の育成を行っています。この育成のために、教育課程は労働安全衛生の基礎知識を身につける「産業保健学系」、労働安全衛生マネジメントを担うために必要な知識を培う「マネジメント学系」の2つを中心に、「環境学系」、「健康科学系」、「工学・情報学系」、「自然科学系」、「人文・社会学系」に属する科目を結びつけた計7学系から構成され、4年次には学んだことを生かして「卒業研究」を行います。

当学科は医科大学に設置された医学系学科であり、理工学的立場から科学的な観点より働く人の環境と働き方を学ぶことができる日本で唯一の学科です。各教科をしっかりと勉強することで、知識と技術が身に付きます。そして修得した知識や技術は気付きを与え、気付きは思考を変え、新たな行動を生み出します。当学科は単に知識や技術を得る為に勉強をしているのではありません。勉学を通して本当の自分を知り、自分を磨くことで、働く方々へのさらなる貢献ができることを目指しています。



6号館(2016)


 
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